あらかぶEnglish

「英語が話せれば人生変わるかも」 試行錯誤の英語学習や英語についての思いを綴ります。

英語を堂々と話そう! 外国人観光客から学ぶこと 

観光案内所勤務のあらかぶです。

外国人観光客が戻ってきて約1か月。
ものすごく忙しい・・・
コロナ禍の約3年間で忘れてしまっていたことが多く、感覚を取り戻すのに必死の1ヶ月でした。

私の勤務する観光案内所は欧米系よりもアジア人観光客のご利用が多く、中でも一番多いのが韓国人。その次が台湾・タイ人。
いつも感心するのが、彼らが堂々と英語を話すこと。
英語が上手な方ばかりではありません。
その国特有のなまりがある英語でもまったく気にしている様子はありません。
ガンガン英語で質問してきます。
観光案内所に来るくらいだから、「困っていて助けてほしい」「情報がほしい」など、必要に迫られているからかもしれませんが。

お互いネイティブではないので、分かり合えないこともあります。
こちらの説明がわからないときは、わかるまでしつこく(言葉は悪いんですが)何度も聞いてきます。
そのため日本人観光客よりも対応に時間がかかりますが、わかったふりされるよりよっぽどいい。
(一部の日本人に言いたい。わかったふりして後で苦情言うのやめてください! このことはまた別の機会にゆっくり書きたいです)
交通案内など大切なことは正確に伝えたいので、紙に書いて渡したり、翻訳アプリの力を借りたりすることもあります。

帰り際に“Your English is good!” と言われることがあります。
???
ネイティブに言われるならともかく、どんな意味合いで言ってくれてるのかなと思うんだけど、悪い気はしない。

彼らに、見習うべきところあると思いませんか?
日本人は英語をちゃんと話さなきゃ、間違っちゃいけないという気持ちが強すぎるように思います。
その上、わからないと言うのは恥ずかしいと思っています。
というより、わからないことをわからないと説明する英語力もないからとあきらめているようです。
特に韓国人観光客にはびっくりすることもありますが、あの強いメンタル、すごいなって感心してしまいます。
英語がじょうず・へたは関係なく、コミュニケーションツールとして使い、自分の主張はしっかりする。
相手とコミュニケーションが取れてうれしくて、その気持ちをはっきり言葉にしてお礼を言う、そして「あなたの英語が上手だったから助かりましたよ」とほめる。
日本人にはなかなかできないことだなと思います。
しかも、こっちが韓国語できるかどうか聞かずに韓国語で話しかけてくることもあります。
あまりに堂々としていているので、こっちが引っ張られて韓国語で対応することになります。
いい意味で空気読んでないというか、メンタル強い。

英語を話す時、どうしよう、ちゃんとしなきゃ、大丈夫かなと不安になりますよね。
英語を話す時は、ちょっと図々しくなってみることをおすすめします。
ベタベタなジャパニーズEnglishでもいいんです。
間違っていようとお構いなし、とにかくドンドン話してみましょう。