あらかぶEnglish

「英語が話せれば人生変わるかも」 試行錯誤の英語学習や英語についての思いを綴ります。

巷にあふれる変な英語 ~駅で見たちょっと違和感ある案内板~

ずいぶんマシになってきましたが、まだまだ変テコ英語は街にあふれています!
駅で見かけたちょっと違和感ありの案内板。
We can not enter from this gate.

改札口にあった案内板です。
この改札口、駅構内から外に出ることはできるけど、中に入ることはできません。

英文自体は間違ってないと思います。
でも、案内表記としてはどうでしょう?

まず、We.
具体的に“誰”と特定しない、ばくぜんと人々を表す時、 we、you、theyを使用します。
日本語ではあまり主語を意識することがないので、ちょっとわかりづらい感覚かもしれないですね。
Weでも間違いではないんですが、Youでもいいと思いました。

で、ここからが本題。
そもそも「このゲートからは入場できません」という日本語をそのまま英語にする必要があるのかということです。
この改札、出口専用で入場はできない。
それならば、ダラダラ書くのではなく、シンプルに
EXIT  ONLYにすればいいじゃない?
NO ENTRYだと立入禁止っていうイメージで、ちょっとニュアンスが違うかなと。

英語の看板や案内板って、的確に簡潔に伝えないといけないから普通の会話英語より難しい😆
日本語を直訳するのではなく、ちょっとした発想の転換が必要です。